プレッシャーに弱い方必見!『12歳から始めるあがらない技術』レビュー
テスト本番!
勉強はしっかりしてきたけど、プレッシャーや緊張で力を発揮できない…
そんな経験がある方やお子様はいらっしゃいませんか?
私自身もそのような経験はありますし、
私の教室の生徒さんでもプレッシャーを感じて本当の実力を出せていない
そして、勉強ができないと思い込んでいたという生徒さんがいらっしゃいます。
このような生徒さんも当塾に通う中で本当はできるということに気づき、
20点以上アップする教科が出てくるほど大きな成長を遂げています。
この生徒さんと触れ合う際に参考にした内容でもありますので、
皆様にも紹介できたらと思います。
なぜ「あがらない技術」が参考になるの?
この本はいわゆる「あがる」という状況でイメージされるような
人前で緊張するなどということにとどまらない内容が含まれています。
この本にある内容はプレッシャーをうまくコントロールする方法、
日ごろの取り組みや考え方を変えることで
自信をつけてプレッシャーを制御する方法が記載されています。
そのため、テストなども含めてプレッシャーで
力を発揮できない方のお役に立てる内容だと思います!
特に印象に残った箇所
詳しくは本を読んでいただければと思いますが、
特に印象に残ったのは第5章 上がりやすい人に始めてほしい習慣です。
ほかの章で、対症療法的なアプローチも紹介されているのですが、
5章では根本的に変わっていくような内容が紹介されています。
例えば
- 早起きをしよう。朝から自分の意志で動こう
- 「あとでやる!」も禁止。すぐにやっちゃおう!
- 「どうせ」「だって」「でも」は今日から禁句
これらの内容は、自分に自信がつき、
自分主導で動けるようになるという
プレッシャーをコントロールする根本的な
アプローチであると感じました。
私自身、プレッシャーをコントロールできるようになったのは
大学受験で学年300位から東大に現役合格したこと、
東大の合気道部で前十字靭帯断裂から必死に練習して
同期最速で二段をとったこと
そういった積み重ねから自信がついたこと、
周囲や環境に原因を求めず、自分主導で、
物事を考えられるようになったことが大きいと
感じております。
ほかの箇所も含めて大変参考になりますので、
ぜひ、お手に取ってみてください!
おわりに
端的な紹介ではありますが、
私も生徒さんや親御さんにもご紹介していますし、
私たちの教室でも、この本に書いてある内容を取り入れて
日々の生活から見直してみようと生徒さんと一緒に取り組んでいます。
ご参考になりましたら幸いです。
